森林公園くつきの森では四季折々さまざまな植物を見ることができます。
※ご注意:植物の採取は、森林保全のためご遠慮ください。
核果。果実酒にすると赤ワインのような色合いに。朽木ではシグレなどと呼んでいる。
核果。ほぼ球形で、ガマズミ同様、果実酒に利用できる。くつきの森ではガマズミより少ないようだ。
核果。果実を付ける枝が赤くてよく目立つ。野鳥に食べてもらうためだろう
核果。民間薬(利尿薬)として利用するらしいが薬と毒は紙一重、口にしないように。つる植物で、かごを編む材料として有用。
核果。黒っぽい紫色。先のとんがりはガクの残骸。タンナは韓国・済州島の古名。
核果。コバルトブルーの目立つ色。人は食べないが野鳥にはアピールしそうだ。
核果。すっぱい塩味の果実。アブラムシが寄生してできた虫こぶが五倍子。黒色の染料に。朽木では材を神事用のたき木に使った。
核果。果実をつける軸がふくらんで、かじると梨の食感。
液果。甘ずっぱい。表面にがくが落ちた跡が模様となって残っているのが特徴。
液果。種子のまわりの果肉は甘くてうまい。サルも大好き。厚い果皮も食用になる
液果。タンニンをたくさん含むので、五倍子(フシ=ヌルデ)の代用として黒色の染料に利用したそうだ。
ナシ状果。風味のよい琥珀色の果実酒になる。くつきの森にはあまり大きくならないナンキンナナカマドもある。
蒴果。先端に雌しべの花柱が残っている。よく見るとなかなか造形的な果実だ。
蒴花。有毒。葉っぱをかじるとぴりぴりとしびれる悪しき味がする。この木を古くアシミとも言ったそうだ。
蒴果。ぶらぶらぶらさがる果実。果皮が5つに割れ、朱色の皮に包まれた5つの種子が顔を出す。野鳥好みの形と色をしている。
蒴果。種子から椿油を採る。伊豆大島、五島列島、佐渡島などが特産地。
蒴果。だ円形のつぶつぶが果実。飾り花がずっと残っている。
蒴果。2つに割れて2つの種子が出てくる。朽木ではネソ(練蘇)の木といい、細い幹をいかだや家の小屋組みのロープとして重宝した。
蒴果。細長い果実。2つに割れてたくさんの種子を出す。種子には翼があり、風に乗って飛んでいく。
蒴果。果実の皮が3つに割れ、中から1つ、場合によっては2つの大きな種子が現れる。でんぷんたっぷりでネズミ類の大好物。
痩果(そうか)。細長い果実の先に5つのがくが残り、空中にほおるとくるくる回るプロペラになる。
豆果。熟すとさやがねじれて中の豆をパーンと飛ばす。豆は固くて食用には不向き。食用には新芽や花を利用する。
翼果。風に乗って運ばれる。成長が早く、6~7年で実をつける。中国原産で、世界各国で野生化。くつきの森周辺でも急増。
翼果。ふたつの翼はほぼ水平。熟すと中央でふたつに分かれ、くるくる風に乗って飛んでいく。
堅果。くつきの森でもっとも普通のどんぐり。ミズナラに比べてずいぶん小さい。渋くて生のままでは食べられない。
堅果。写真はまだ若い果実。熟すと2~3センチの大きなどんぐりに。かじると非常に渋い。
堅果。お皿(殻斗と言う)には短い毛がいっぱい生えている。2年かけてどんぐりになる。朽木では川沿いに多いカシの木。
堅果。いがは大きく2つに裂け、それぞれがさらに2つに浅く裂ける。いがの中から現れる果実は、ふつうは3つ。
堅果。いがが4つに裂け、中から2つの果実が出てくる。栄養豊富でおいしい。ツキノワグマなど野生動物も大好きな木の実。
堅果。食用にする部分が種子。リスと競争で集める必要がある。
堅果。果実は果苞(かほう)の根もとについている。シデは、神事で使う紙垂(四手;しで)の意味。
球果。天に向かって上向きにつく。くつきの森で普通に見られる常緑針葉樹のひとつ。
高島市森林公園くつきの森
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